妄想小説

日本の腐敗した政治状況に憤った若者たちが、226事件青年将校なみに決起してテロを起こし、日本の政治家を暗殺しまくって日本の中枢を乗っとる、という小説や漫画を書いたら面白そうだけど、誰かそういうの書かないかなぁ。

すぐに鎮圧されると思いきや、テロ集団が発表した檄文が共感を呼び、ネットを中心に国民から熱狂的支持を受けるようになる。しだいに官僚・警察・自衛隊からも支持者が出始め、日本は大混乱に陥る。皇居を占拠して皇族を人質にとるために他国もうかつに手を出せない。さあどうなるか!?みたいな。

実はテロの黒幕はエリート官僚と若手政治家。国政の現状に憤り、不満をもつ一般市民を集めてテロへ駆り立てる。資金面でそれをバックアップするIT企業の社長たち。ネットハッキングで政府中枢を乗っ取り、首都機能を分断。次第に大物政治家にもなびく者が現れ始め… と妄想は続くなぁ。。

まぁ実際にそういうテロとかが起きかねない雰囲気があると思うんですよね、今の日本には。これだけ政治が信用を失ってるとさ。この鬱屈した社会状況と、それに対する国民の怒りをぶつけたテロルの噴出を、小説とか漫画で描ければすごく面白い作品ができると思うんだけどなぁ。

不謹慎な話だけれど、いま誰かが大義を掲げて菅首相を暗殺しようとしたら、結構それを支持する国民も出てくるんじゃないだろうか。そういう物騒な雰囲気が今の日本にはある。そういうテロが現実に起きる前に、才能をもった誰かがそれを文化に昇華しておいて欲しい。でないといつかこれが冗談でなくなる。

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