<09年広告費>ネット、新聞上回る 全体では11%減
ついにネット広告費が新聞の広告費を抜きましたね!
これはもはや新聞社の終わりも近いのかなぁ…
◆09年広告費 ネット、新聞上回る 全体では11%減
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100222-00000042-maip-bus_all
◆電通発表資料
http://www.dentsu.co.jp/news/release/2010/pdf/2010020-0222.pdf
◆広告費の推移(08年時点)
08年3月期の決算では、朝日・毎日が赤字に転落。産経も連結では赤字になりました。
昨年から状況が好転している要素はないので、今年も来年もきっと赤字なのでしょうね。。
◆大手新聞社決算、広告・部数落ち込みで各社減収
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/090612/biz0906122213017-n1.htm
新聞社の減収は、不況に伴う広告費の減少に加えて、発行部数の落ち込みもきいています。
08年と09年の各新聞社の発行部数推移を調べたもの↓
◆この1年、日経わずかに読者増。毎日・専門新聞激減!?
http://www.garbagenews.net/archives/1132450.html
この不況のなかで0.1%でも日経が増えてるのはさすが。
朝日・読売もシェア的にはまだまだ大丈夫ですかね。
危ないのはやはり毎日・産経か。
佐々木俊尚の「2011年新聞・テレビ消滅」という話も冗談事ではなくなってきた気がします。
- 作者: 佐々木俊尚
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
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しかし櫻井くんともよく話しているのですが、既存の大手メディアがばたばたと倒れていく状況というのは、若手にとってピンチであると同時にチャンスでもあります。若手による新規メディアを立ち上げるチャンスだということですから。
情報やジャーナリズム自体への需要はまったく減っていないというか、むしろこれからも増え続けていくと思います。ただ、情報やジャーナリズムの入手経路が大きく変わりつつあるということなのでしょう。
ピンチをチャンスに転じ、我々の手で新しいメディア、ジャーナリズムを作り出していきたいものです。